人生ラクに生きようよ

備忘録的に。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

みんな自分の物語の主役『物語なき、この世界。』

作・演出 三浦大輔、岡田将生と峯田和伸主演の舞台。 2021年7月23日、シアターコクーンにて観劇。 1幕のドキドキを返して 1幕はすごく良かったです。岡田将生と峯田和伸のぎこちない会話、ユニークな風俗店での出来事、そして事件の勃発、、と、あっという…

日本中から叩かれた人の生き様その2『FAKE』

『交響曲第1番《HIROSHIMA》』 この曲名を忘れている人も、佐村河内守、と聞けばピンとくるでしょうか。 耳の聞こえない作曲者として脚光を浴び、その後のゴーストライター問題で大炎上したあの長髪の男性です(記者会見時は短髪)。 そんな佐村河内守氏を題…

認めたくない、これが岩井俊二作品だなんて 『ラストレター』

突然ですが、私は岩井俊二監督が好きなんですね。 一番好きなのは『花とアリス』で、『花とアリス殺人事件』も良かったし、最近だと『リップヴァンウィンクルの花嫁』も良かった。 あまり多作な監督ではないだけに、新作『ラストレター』公開の一報を聞いた…

ただただ気持ち悪い。『SNS 少女たちの10日間』

チェコのドキュメンタリーです。 成人女性が、12歳の少女のふりをしてSNSに登録するとどうなるか? 3人の女性が体を張って検証を行なっています。 年齢差は気にしないよ! この映画を観る人たちは、ある程度の地獄が広がっているだろうと心づもりをしている…

邦題以外はイケてる映画『しあわせな人生の選択』

いきなりですが、『しあわせな人生の選択』という邦題はイケてないなーと思います。何回聞いても覚えられないし、似たようなタイトルの映画いくらでもありそうだし。 でも映画自体はイケてます。 末期がんで余命幾ばくかながら、治療をやめることを決意した…

邦画史に残る名作 すべてが"ほどよい"『Shall We ダンス?』

1966年に公開された邦画『Shall we ダンス?』。 のちに夫婦となる、周防正行監督と草刈民代の出会いとなった作品です。 リチャード・ギア主演によるハリウッド版も製作された、邦画史に残る名作です。個人的にはジブリ映画並みの頻度で金曜ロードショーに取…